マイクロソフト社は2024年4月1日からマイクロソフトクラウド及びMicrosoft 365製品の値上げを発表しました。
この記事では、値上げ価格の違いを比較と、Microsoft 365も値上げ対象になったことについてご紹介したいと思います。
マイクロソフトクラウドの値上げ価格の違いを比較
マイクロソフトクラウドの新旧での値上げ幅の違いを比較していきます。
値上げ幅は以下の表の通りとなります。
他の国とを比較しても日本が20%の値上げ率と高くなっているのが分かります。
今後も定期的に値上げされていることが下記の記事からも推測できます。
同社は全世界のMicrosoft Cloudの価格を、為替の変動に合わせて米ドルレベルに合わせる調整を2022年10月より行なっている。これにより、地域や通貨が異なる顧客に対して、現地通貨の米ドル為替を反映し、一貫した価格設定が保証される。
12月5日に発表された価格調整において、ブラジルを除く他国でも+6%~12%程度(オンプレミスは0~+12%の調整が入っているのだが、日本はもっとも高い+20%に設定された。なお、これはCloudとオンプレミスの両方が対象となっている。
Microsoftは今後も全世界の顧客にとって透明性と予測可能性を向上させ、業界でもっとも一般的な価格モデルに移行できるよう、米ドルに対する為替変動を考慮し、年2回の定期的な頻度で調整し続ける予定だとしている。
Microsoft Cloud、来年4月より20%値上げ - PC Watch (impress.co.jp)
2023年から続く円安が長引けば、クラウドサービスを利用する方たちへの影響度は増す一方となりそうですね。
Microsoft 365も値上げ対象に
法人向けに展開されているMicrosoft 365を含むOffice関連商品も値上げの対象となっているようです。
改定内容
2023年4月からのMicrosoft 365, Office 365含む 法人向け全マイクロソフト製品価格改定に関するご案内|ニュース|NURO Biz(ニューロ・ビズ)
- 1)価格改定適用開始日 :2023年 4月1日
- 2)対象となるお客さま :Microsoft 365、Office 365ご利用のお客さま全て(各法人・教育機関・公共機関・非営利団体向け)
- 3)価格改定対象製品と値上げ幅:全てのMicrosoft 365, Office 365, Azureサービス含むクラウドサービス。現行価格より15%の値上げ幅。
値上げの比較表は以下を参考にしてみて下さい。
すべての商品で15%の値上げとなっていますね。
今後はドル円の為替レートも非常に注目となりそうです。
まとめ
今回はマイクロソフトのクラウドとOffice365関連の値上げの違いについてご紹介しました。
今後も値上げとなる商品は出てくることが予測されます。
新たな情報が入り次第、追記していきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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