夏休みの宿題で、読書感想文の作成に困っている人も多いのではないでしょうか?
AIを駆使し、読書感想文をChatGPTで例文を考えさせるとどうなるか?検証してみたいと思います。
今回は、中学生編として、課題図書となっている作品で検証を行なってみました。
読書感想文をChatGPTで作成するのはOK?
AIやChatGPTに読書感想文を作成してもいいのか、迷っていませんか?
結論から言うと「自己判断」になります。
AIやChatGPTを利用するに当たっての注意点などを調査してみました。
使用するかは自己判断で
AIやChatGPTを使って、読書感想文を書いたかどうかを判断することは、非常に困難です。
読書感想文コンクールを主催する全国学校図書館協議会では、注意喚起も促しているようです。
AI=人工知能を悪用して作成された感想文が応募されてくることを懸念して、
NHKニュース
来年度の応募要項を改め、盗作や不適切な引用があった場合に審査の対象外となり、
事実上の失格となることがあるとする規定を追記することを決めました。
ChatGPTを代表する文章生成AIは、ネット上の情報を元に作成されている場合があります。
過去に、作成された感想文をそのまま引用される場合があるので注意が必要です。
AIやChatGPTの利用が認められる場合も
AIやChatGPTの利用を限定的に認める場合もあるそうです。
具体的には「盗作や不適切な引用等があった場合、審査対象外になることがあります」
という規定を追記します。
AIが生成した文章をそのまま引用し、さらに執筆者本人がAIの利用を認めた場合などに
適用されるということです。
文章の校正にAIを使うことについては問題ないとしています。
NHKニュース
上記のように、文章の校正にAIを使うことは問題ないとしているようです。
セルフチェックできるは便利な使い方ですね。
文章の要約はChatGPTが得意分野
ChatGPTを始めとする文章生成AIは、文章の要約が得意です。
読書感想文用の本を読む前に、対象の本を要約してもらうのも有効な利用方法かもしれません。
ChatGPTを始める際は、下記記事を参考に利用を始めてみてください。
ChatGPTに例文を考えさせるとどうなる?AI【中学生編】
実際に読書感想文をChatGPTに考えさせたらどうなるか検証してみたいと思います。
今回は、ChatGPTを搭載した、BingAIを使用して、中学生の課題図書について検証しました。
歌代朔 作「スクラッチ」の感想
感想文を400字程度でまとめるのを条件として作成してみました。
「スクラッチ」とは?
スクラッチを簡単に要約してみました。
「スクラッチ」とは、歌代朔さんが書いた中学生向けの小説です。
コロナ禍で様々な困難に直面する中学3年生の千暁、鈴音、健斗の成長を描いています。
千暁は美術部の部長で、台風で失った故郷を絵に描こうとします。
鈴音はバレー部のキャプテンで、総体が中止になったことに憤ります。
健斗は空手チームのメンバーでしたが、体調不良で美術部に入ります。
3人は美術部で出会い、互いに影響を与えながら、自分の夢や目標を見つけていきます。
感想文
「スクラッチ」はコロナ禍で困難に直面する中学3年生の千暁、鈴音、健斗の成長物語です。
千暁は台風で失った故郷を絵に描きます。鈴音は総体が中止になったバレー部のキャプテンです
健斗は体調不良で空手から美術部に入ります。
3人は美術部で出会い、互いに影響を与えながら、自分の夢や目標を見つけていきます。
この本は現実的な背景をもとに中学生の心情や葛藤をリアルに描き、個性的で魅力的な
主人公たちの友情や恋愛も感動的です。「スクラッチ」というタイトルは、
「削る」と「ゼロから始める」という意味を持ち、3人が自分の人生を切り開く姿勢を表しています。
この本はコロナ禍でもがきながら成長する中学生たちを描いた傑作です。
もはや、人が考えたのか、ChatGPTが考えたのか判断がつかないレベルと言えると思います。
ChatGPT恐るべきですね。
まとめ
ChatGPTを利用するかどうかは、自己判断となりますが、
内容の要約なども得意ですし、一度試してみるのも楽しいかもしれませんね。
今後もChatGPTの利用の幅を広めて、新しい利用方法をご紹介したいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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