CSVとエクセルの違いは?メリット・デメリット!おすすめはどっち?

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CSVとエクセルの違いは何?メリットとデメリットも紹介
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ファイル(データ)の種類でCSVとエクセルって何が違うのか気になりますよね。

そこで今回は、CSVとエクセルの違いと、メリット・デメリットおすすめはどっちなのかをご紹介したいと思います。

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目次

CSVとは

CSVとは

ファイル形式の一つであるCSVですが、CSVとは何なのでしょうか。

CSVの特徴

正式名称は「Comma Separated Values」の略で、各項目がカンマで区切られたテキストファイルを指しています。

直訳すると、「カンマで項目を分ける」という意味になります。

その他にCSVには以下の特徴があります。

  • データ構造のシンプルさ
  • 汎用性と互換性の高さ
  • ファイルサイズの小ささ
  • 編集と操作の柔軟性
  • プログラミングとの親和性

CSVファイルはそのシンプルさと汎用性から、データの転送、バックアップ、一括処理など多種多様な用途で利用されています。

しかし、使用する際には、データのフォーマットや互換性の問題も考慮する必要がありますので、目的に合わせて適切に使用することが大切です。

CSVの注意点

CSVを使用するときには注意点もあります。

  • 数値データの扱いに注意
  • エクセルでの編集時の注意
  • データの正確性の確保

数値データの扱いに注意

数値の頭の「0」が消える: ExcelでCSVを開くと、先頭の0がある番号やコードが自動的に数値として認識され、先頭の0が削除されることがあります。

大きな数値が指数表記で表示される: 一定の桁数を超える大きな数値は、Excel上で指数表記(E付き)になることがあります。正確な数値を保持するためには注意が必要です

数値が日付表示になる: 「202303」といった数値が「2023年3月」と誤認されるなど、Excelで自動的に日付形式に変換されてしまう場合があります。

CSVでの編集時の注意

CSVで「12-1-12」というデータを扱った際、Excelで「2012年1月12日」と勘違いされ、自動で日付形式に変換されてしまうことがあります。
これを防ぐには、住所情報を一つのセルにまとめる、またはCSVをテキストファイルとして読み込む方法があります。

データの正確性の確保

CSVファイルを直接ダブルクリックしてExcelで開くと、自動的に書式設定されることで意図しないデータの変換が起こる可能性があります。
特に、数値データや日付データを扱う際には、この点に注意し、正確なデータを保持するための対処が必要です。

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エクセルとは

エクセルとは

同じくファイル形式の一つであるエクセルですが、エクセルとは何なのでしょうか。

エクセルの特徴

Microsoft Excelで使用されるファイル形式で、表やグラフ作成、複雑な計算、データ分析など豊富な機能を持っています。

その他にエクセルには以下のような特徴があります。

  • データの集計や分析が得意
  • グラフや表の作成が簡単
  • 複雑な計算が可能
  • マクロやVBAで自動化が可能
  • 広範な互換性と拡張性

エクセルはビジネスシーンだけでなく、学校やプライベートでも幅広く活躍するツールとなっています。

自動化や集計など、その機能を最大限に活かすことで、大きなメリットを享受できます。

エクセルの注意点

エクセルを使用するときには注意点もあります。

  • 機能の過度な依存を避ける
  • データの整合性を保つ
  • 「名前を付けて保存」を徹底
  • 無駄なセルの結合は避ける
  • データの再利用性を考える

機能の過度な依存を避ける

エクセルの多機能性に依存しすぎると、計算やデータの誤りを見逃すリスクが高くなり、また、機能を多用することで、シートの処理速度が遅くなることもあります。

データの整合性を保つ

複数のシートを使いすぎると、データの整合性を保ちにくくなり、あるシートで更新した内容が、別のシートに正確に反映されていない場合がありますので、注意が必要です。

「名前を付けて保存」を徹底

特に共有するファイルや重要なフォーマットを扱う際には、「名前を付けて保存」をすることで、誤って元のファイルを上書きするリスクを避けることができます。

無駄なセルの結合は避ける

表のセルを無駄に結合すると、データの整理や分析が難しくなります。可能な限りシンプルな構造でデータを管理することが望ましいです。

データの再利用性を考える

他人とも共有するファイルや後で再利用する予定のあるファイルを作成する際は、他人が理解しやすく、操作しやすい構造にすることが大切です。自分ルールで作成すると、他人が扱いにくくなります。

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CSVとエクセルの違いは?

CSVとエクセルの違いは?

CSVとエクセルでどのような違いがあるのでしょうか。

主な違い

CSVとエクセルには以下のような違いがあります。

特徴CSVエクセル
形式カンマ区切りのプレーンテキスト複数の機能を含むリッチテキスト
形式.csv.xls, .xlsx
互換性より高く、さまざまなソフトウェアやシステムで開けるExcel専用、互換性はやや低い
機能シンプルなデータ保存に特化計算、グラフ作成、マクロなど多機能
用途データ移行・交換に適しているデータ分析、報告書作成に適している

CSVとエクセルの使い分け

CSVとエクセルの違いが分かったところで、CSVとエクセルをどの用に使い分けすればいいのでしょうか?

  • CSV:シンプルなテキストデータの保存やデータベースとの互換性が求められる場合に最適です。
  • エクセル:データの詳細な分析や視覚化、報告書の作成など、より複雑な作業に向いています。

用途に応じてCSVとエクセルの使い分けを選択することが大切です。

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メリットとデメリットを紹介

CSVとエクセルのメリットとデメリット

CSVとエクセルにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

Web上の情報をもとに、以下のようまとめてみました。

CSVのメリット

CSVには一体、どのようなメリットがあるのでしょうか?

テキストデータとして保存され、カンマで各データが区切られているので、読み込み・書き出しの速度が速く、ファイルサイズも小さくなる。

 ほとんどのデータベース、プログラミング言語、スプレッドシートソフトで開くことができる

データ交換や移行、システム間でのデータ転送に適している。

CSVのデメリット

CSVには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

詳細なフォーマット設定が不可能: CSVファイルは、基本的にプレーンテキストで構成されているため、フォントやセルの色付け、セル結合などのリッチなフォーマット設定ができません。

計算式やマクロが使用不可: Excelファイルとは異なり、CSVファイルでは計算式やマクロを埋め込むことができないため、データの加工や自動化に制約があります

文字エンコーディングの問題: CSVファイルは、保存時の文字エンコーディングによっては、多言語や特殊文字が正しく扱えない場合があります。このため、ファイルのやりとりが国際的に行われる場合、文字化けの問題に直面することがあります

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エクセルのメリット

一方で、エクセルにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

表の作成、グラフの描画、複雑な計算や分析が可能な関数、マクロなど、高度な機能を提供しています。

直感的なインターフェースで使いやすく、データの視覚化も簡単。

データ分析、レポート作成、複雑な計算が必要な場合に最適。

エクセルのデメリット

データ容量の限界がある: 特に大量のデータを扱う際に、Excelファイルの容量が制限に達し、処理速度の遅延やファイルの破損のリスクが生じることがあります。

細かな権限設定が難しい: Excelでは、シート単位でのアクセス制御は可能ですが、密度の高い権限管理やセキュリティ対策が難しいため、情報漏洩のリスクに繋がりやすいです。

操作が属人化しやすい: Excelの複雑な関数やマクロは非常に強力ですが、特定の個人に依存することが多く、その人が不在の場合に、ファイルの編集や解析作業が滞ってしまう可能性があります。

CSVとエクセルのメリット・デメリットには、共通する部分もいくつかありそうです。

用途や好みによって、どちらが優れているか異なるかもしれません。

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CSVとエクセルのどっちがおすすめ?

CSVとエクセルどっちがおすすめ

CSVとエクセル同じ作業をした際に、どちらがおすすめになるのでしょうか。

結論

  • 大量のデータを効率的に扱いたい場合は、CSVが適しています。
    視覚化が必要な場合複雑な計算や関数を使って作業を行いたい場合は、エクセルがおすすめです。

CSVとエクセルは、大量のデータを扱う場合はCSVデータ分析する時はエクセルを選択しましょう。

おすすめのポイントを分かった上で使用するのがいいのかも知れませんね。

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まとめ

今回はCSVとエクセルの違いについてご紹介しました。

CSVとエクセルを使用する場合には、具体的なニーズに基づいて判断することが重要です。

データ管理や分析の目的に合わせてに注目すると良さそうですね。

当サイトでは、気になるITやテクノロジーを始めとした、デジタル系に関する記事を発信しています。

ご興味のある方は、他の記事も御覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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